初めてほぼ日手帳を買った。
来年からの日記に使いたい。
静かに過ごしたい日が増えた。繭に籠るようにできれば1人でいたい。誰とも関わらずに1週間ほど過ごせたらいいのに。ネットもスマホも放り出して。
来年はどうなっているのだろう、と考えることがある。
昨年の今頃は田舎に引越して1ヶ月が過ぎたあたりになる。
初めての車社会。バック駐車もままならない状態で転職先の会社で働き出した。
友達もいないし知人もいない。そんな中でも行きつけの美容室ができ、古着屋さんに顔を出すようになったりして、知り合いになっていった。
そのときはまったく思ってなかった未来につながっている。想像してなかった、とまでは言えない。数々の大まかな想像のうちの1つくらいにはつながっている。
今から1年後にはどうなっているのか。
何も変わらない、何も変えないままでいることもできる。無鉄砲な行為に走ることもできる。何でもできるようで、そこには理性と性格による制限がかかるし、環境による外からの影響もあって予測はできない。
1週間ほど、あらゆる繋がりから隔離された場所、時間の中に身を置きたい。
すでに取り返しのつかない重大なミスを犯しているような気がして、ときどき怖くなる。ゲームのやりすぎで目が悪くなるみたいに、わかってたけどやっちゃってて、後になってやっぱりそうなった、みたいな。
この気持ちは何なのだろう。たぶん、人生を通してやるべきこと、やっていきたいことに触れてない証なんだと思う。
僕はいま真っ暗な場所にいたい。あらゆる繋がりから隔離された時間もわからなくなるような場所に。
そこではポツリポツリと星が見えるだろう。星に気づくには、世界は真っ暗でなければならない。