10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

11月10日_若いという証拠なのか

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とにかく腰が痛い。

かがむのがつらい。手を洗うときとか、洗濯物を干す動作とか。

 

何が原因かよくわからない。朝起きて、15時くらいに外を散歩して、帰宅してシャワーを浴びたあとくらいから急に痛くなった。

バンテリンがない、と1人心の中で騒ぎながら探すも見当たらず、湿布を貼ったが全然よくならない。バンテリンが一番効く。なのに、いつもある場所にない。どこなんだよ...とイスに座ると正面に見えた。テレビの前。また使うだろうからとここに置いたような気がする。今回の痛みが引いたらちゃんといつもの場所に戻しておこう。

 

昼に散歩したとき、ついでに古着屋さんに寄ってみた。そこで出会ったライダースジャケットと茶色の革靴を購入。合わせて8000円なのがありがたい。これ新品で買ったら10倍すると思う。

 

ジャケットは緑色で、ジップが斜めに入っているオシャレなタイプ。自分の好みから一歩外にあるようなデザインだけど、あえて着てみようと思った。少しずつ自分の知らない領域へ踏み出してみたい。今はそんな心情だ。

茶色の革靴はスエード素材で、意外と軽くて良さそうに思えた。これなら歩いても疲れないかもしれない。履いてみてダメならここで売ってしまおう。2000円だったし。そもそも安すぎるので気持ちとしてもダメージがない。

 

夜は本棚の整理をした。

人生に関する本が多いの見て、時間がすぎるのは早いよなと感じた。

生きていることが、とてもとても不思議に思えてくる。腰が痛くなるのも、身体に変な動きを加えたからだろう。古着を買っても、いいなと思ったそれをずっと好きでいられるかはわからない。

 

来年には再び歳をとり、33歳となり、5年後には37歳になっている。数字だけがあまりにも少なく感じられた。自分の人生は比較的近いうちに終わるだろうと思っているからだ。そう思うのは、10代の頃には成人式がずいぶん先に感じられたのと同じなのだろう。若いという証拠か、あるいはまだ何も知らないという安心と不安からくる感覚か。

 

もう終わりでいいよという気持ちと、だったらあれもやりたいこれもやっておきたい、という思いが共存している。