善光寺へ行った。
友達と恋愛おみくじを引いた。自分のは小吉。年内に出会いがあるが、結婚はまだである、とあった。結婚については妥当。今年中に出会うというのは嬉しいね。
朝は丘の上で街並みを眺め、目下のベンチにいたカップルをみて羨ましくなった。
昼は天ぷら蕎麦を食べて、別の公園に行ってお散歩し、その後に善光寺へ。
日が暮れるまで周辺も散策して、温泉に入って解散した。
20年近く友人関係にある。そう書くと驚くが、たしかに中学生の12歳のころから32歳までだから、数字上はたしかに20年間になる。毎年連絡をとっている数少ない貴重な友人。
「とりあえず元気そうで良かったよ」と言われて、申し訳ない気持ちとありがたい思いとの間に挟まって、どんな顔をしたらいいのかわからなくなる。
心配をかけたくてかけてるわけではないが、20年も付き合っていると「ひょっとするとマズいかもな」という雰囲気を察するのだと思う。
心配してくれるということは、この世に繋ぎ留めておく重要なアンカーになっている。ただ、それが良いのかどうなのか、正直よくわからない。
生きていることが良いことだとしたら、そうでない状態は何なのか。僕はいつだって生死の間で揺れ動くから、どちらが良いのか実はわからない、というのがいまの本音。状態としては生きていて、現状維持でまだこちら側にいるという、そんな感覚がある。
こちら側にいて、イヤなことやつらいことは多々あるけれど、嬉しいこと、喜ばしいこともそれなりにある。
嬉しいことを増やしていきたい。