10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

11月24日_マッチングしたけれど

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婚活パーティーに行ってきた。そのレポートを疲れた気持ちのままに書く。

 

男女それぞれ20人ずつで、1:1で3分間会話をし、そのあと休憩を挟んで今度はフリータイムになる。1人あたり5分間まで話せて、それを3サイクル。最後に一番印象に残った人を1人選ぶ。

 

写真は中間発表で、1:1トークが終わったのち、良かった人を3人選んで◯をつける。20人中6人の女性から◯をもらった。これが多いのか少ないのか、はたまた本当に良いと思ったのか消去法で選ばれただけなのか、それは全くわからない。

 

最後に1人選び、相手と両思いであればマッチングになるらしい。今回は運良くマッチングできた。このようなイベントは人生初だったのでありがたい。何も実らない人もいたはずだから。

 

ただ一方で、婚活自体にいろいろと考えさせられた。

そもそも、そんなに努力しないといけないのか。結婚が素晴らしい人生への切符になるとは限らないし、独身のまま死んでいくことが不幸とも言い切れない。自分が結婚しなければならない理由もないし、でもそれは生きなければいけない理由がないのと同じことなのではないか、などといろいろ考えてしまって、嬉しいはずの出来事に冷や水を浴びせているような自分自身にもガッカリする。

 

結婚してても独身であっても、人生には終わりがくる。それなら終わるまでの間、いろんな経験をしてみようとする試みは、せっかく受けた命の使い方としては間違いじゃないと思う。

結婚するのが当然で、だから深く考えなかった時代と、いろんな価値観が認められて自由度が増した分、ある選択肢をとるにはそれ相応の理由がないといけない気のする今の時代。どちらが幸福なのだろう。もとろん、広い選択肢があり、確固たる理由があって特定の選択肢をつかむことができる、それが一番良いに決まっているのだけれど。

 

今回のイベントは、これはこれでいいやというふうに思っている。もう終わったことだ。とっとと忘れて、再び日常生活に埋没したい。