
木曜日。
花粉が飛び、仕事が終わって退勤しても空はまだ明るい日になってきた。
仕事は急に忙しくなり、毎日残業をしている。家が近いので帰宅しても夜遅くにはならないが、気がつくともう深夜になってしまうのが残念だ。
ごはんを食べながらプリズンブレイクを見ているとあっという間に22時になってしまう。
かといって、無職時代のことを考えればまだ全然マシなのだと思える。あのときは本当に無の時間にしか思えない。真空。ただ意味もなくもがいていた。何もしなければ落ちていくし、何かをしても沈んでいった。
僕は怖い。ただひたすらに怖い。未来が。5年後や10年後が、まるで深夜の山間のように感じられる。何事もなく朝がやってくるかもしれないが、何かとんでもないものに遭遇するかもしれない。
就職しても、彼女ができても。 どうなってもネガティブなまま。そういう気質なのだろう。体質と同じように、気質もたいてい変わらない。ずっとこのままだ。