
土曜日。三連休の初日だ。
久しぶりに夜更かししてしまった。時計は夜の1時40分をさしている。
この時間まで何をやっていたか。たぶんネットで鞄とか靴とかいろいろ物色していたのだろう。時間が溶けていく。この感覚は大学生のときに味わったもの。懐かしい。時間はいくらでもあるように錯覚する。
贅沢な時間の過ごし方。きっと家庭をもったら、こんな時間はやってこないだろう。代わりにいまの生活には存在しない時間を過ごすことには繋がるのだろう。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり。人生それでいいと思う。
子供の頃からそうだった。例えば部活。小学生でサッカーをやり、中学校では陸上部、高校へ行くと「今までスポーツしてたから」という理由で文化部へ。大学に進学すると「今ままで部活やってたから」今度は帰宅部となった。家に帰れば毎日ゲーム。勉強漬けだった学生時代を離れた反動だ。視力も悪くなった。
今までとは違うことをしたくなる。
それが数ヶ月か数年かはわからないけど、変えてみることについては前向きな生き方をしてきた。当然許される範囲内で、常識に収まる限りにおいてだが。
田舎に引っ越してきて2年がたった。そろそろ新しい趣味とかやりたい気持ちになっている。