10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

11月18日_歩んだ足跡の数だけ遠くへ行ける

f:id:nukoblog:20251119215348j:image

 

朝はいつもウインドブレーカーを着て出社するのに、もうダウンを着ていないと寒い季節になってきた。

朝日に照らされた落ち葉が、カラカラと音を立てて転がっていく。

 

after-10.hatenadiary.com

 

3年前に書いたエントリーを読み返してみた。

あの時期はまるで水流のないプールの底に沈んでいたみたいに、毎日が何もなくて、ひどく退屈だった。けれど、退屈でないと成し遂げられない行いをしていたようにも思う。

あのときと今を比較して、はたしてどちらが良いのか。どちらも経験した僕自身は、そのどちらにも優劣がつけられない。他人から見れば、間違いなく今のほうが良く見えるだろうが。

 

3年前のままでいたならば、きっと寿命はえらく縮んだだろう。一方で、寿命がながければ良い、というのでもない気もする。

生きている時間が長いというのは、挽回できるチャンスが増えるということだ。それは失敗する回数も増えるということで、耐えられない人にとってはこれもまた苦痛であるに違いない。

 

この頃は急に寒く冷えてきたことで、空気が澄んでいくと同時に心のなかも曇りが消えて、底の方までスッと見えるときがある。

2022年11月18日に書いた内容は、いまも心のなかにあった。人は変わらない。他人にはなれず、いつも自分のままだ。でも人は変わることもできる。時間をかけた延長線上のうえに。歩んだ足跡の数だけ遠くへ行ける。