10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

12月1日_読書の悩みについて

f:id:nukoblog:20251207174738j:image

 

『夏への扉』を図書館で借りて読んでみた。

 

SF小説としては非常に有名らしい。冷凍保存による時間のスキップ、そしてタイムマシンの登場。

岡田斗司夫が紹介していて気になって手にとってみたが、自分としてはもっと感動的でエキサイティングな展開を望んでいたので、ちょっと物足りない気がした。

 

本の読み方について、ときどき迷うことがある。

というのは、「つまらないな」と感じた時点で手放してしまい、次の興味が湧いた本を手にとってよいのかどうか……という悩みだ。

個人的には、途中でつまらないと感じたとしても、そこで読むのをやめてしまったらそのあとどんなにおもしろい展開が待っていたって、気が付かない。それがもったいないというか。得られたはずのものをみすみす手放してしまった、という後悔につながるような気がして、結局最後まで読んでしまう。

 

なのに、そうやって読み切った本はほぼ全てつまらなくて、だったら読むのをやめても良かったかもな、なんて思うのがよくあるパターン。

良くも悪くも一度はじめたことをすぐに放り投げるのがニガテ。これはもう性格なのだろう。読書も恋愛も、趣味も仕事も。早くやめてしまえば良いことばかり、とは言い切れないこともあって、そのへんが僕のなかではとても難しい悩みのタネになっている。

 

とはいうものの、仕事はすぐに放棄するのはマズそうだが、読書なんて別にいいのかもしれない。本なんて一日一冊読んでも読み切れないほどいっぱいあるし。

ポイントは、つまらないと感じた瞬間から、実際に中断するまでの意思決定の期間だ。思った瞬間に手放すのはさすがに気が早い。けれど最後まで読みきらなくてもいい。じゃあいったいどこでストップしたらいいんだろう。

 

難しいなぁ。こんなことで悩んでしまうあたりもまた、この悩みを手放すことができないという意味では、つまらない本を中断できないのととてもよく似ている気がする。