
村上春樹『騎士団長殺し』を読み終わった。
文庫本が1〜4まであり、主に会社で昼休みの間に読んでいた。
この人ならではのテイストがこの作品にも存在していた。特に別の世界に入り込んで現実の真っ暗な場所へ戻ってくるシーンなどは、「まさにこれこそ」といった気持ちになった。欲を言えばもう少し、不思議な内面的な旅を続けてほしかったと思う。物足りない感じもあった。
でもやはり読んでいてたのしかったし飽きなかった。読者としては、飽きないことが一番ありがたい。
どんなに世界的に名著であったとしても、僕が小説に求めるのは飽きないこと、ただそれだけだ。並行して読んでいたガルシア・マルケスの『百年の孤独』は100ページくらい読んで断念してしまったし…。