車を走らせ、1人でスタバへやってきた。アフォガードフラペチーノが熱った身体と冴えない頭に染み渡る。
なんだか疲れが取れない。起きた瞬間から疲れている。
あれだ、中学生の部活で陸上競技やってたときの、スタートまでの緊張が続く状態と似ている。
慣れない住環境と初めての仕事。それらと無意識で対峙して、馴染もうと必死になっている。それで、家にいてもソワソワするだけなので外へ出た。
こういうときこそマッサージがいいかもしれない。どこか探そうと思う。
田舎だから、土日なのにスタバに空席がある。ゆっくりできてとても良い。都会だとほぼ無理。
この地でのデートってどんな感じなんだろう。「〇〇店のスタバに集合ね」みたいな感じなのだろうか。
妄想する。お茶したあとは、どちらかの車でどこか行く。もう少し涼しくなったら川沿いのお散歩がいいな。夜は一緒に焚き火したい。あのパチパチする音とメラメラする炎は癒し。