霧の濃い朝だった。
心臓部に違和感があったものの、会社へ行った。朝イチで上司に時間をとってもらい、今の状況を説明した。
転職してちょうど3ヶ月。3というのは節目になりやすい数字だ。一つ目の壁にぶつかったことになる。
わからないことだらけなのかツラい。でもやっていくしかない。「そんなはずはない」という反論はなく、ただただ体当たりでぶつかっていくしかないのだろう。
「生きていくのはつらいことだ」。上司がそう言った。えぇつらいですよと答えた。死にたいほどつらかった経験は一度や二度じゃないのかもしれない。
昨日、会社を早退したあと気分転換に神社でお参りをした。いつもは「私の心身を自由に使ってください」と伝えるのだが、そのときは「何とかしてください。1つだけでいいので導きの光をください」とお願いしてきた。そして翌日の今朝になり、上司との面談後は心も身体も安定した1日を過ごせた。
神様のおかげだ、と思えるほど単純ではない。が、何はともあれ昨日よりもマシな状態になったのはありがたいことだと思っている。