10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

4月1日

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書いたと思ったら書き忘れていた。

 

春は憂鬱になりやすいというが、それは当然だと誰のエッセイで読んだ。

春になると草木が芽吹き、太陽の光は鋭くなり、気温も暖かくなる。周囲の環境が生命感にあふれて活気付くが、ちょうどその頃の私たちというのは、学年が変わったり会社の人事異動があったりして、とても疲れやすいタイミングでもある。そういう周囲とのギャップもあるのだから、春は憂鬱になって当然なんじゃないか、みたいな話だった。

 

最近は、あのとき死んでいてもよかったなとか、死んでしまっても変ではなかったな、と思うことが増えた。もともとそういう思考はあったし、そしてこれが春と関係あるのかも不明だけど、そう考えることが多い。

ただなんというか、その感情は過ぎたものという感じもする。まるでついさっき新幹線の車内から窓を通して見えた悪天候のような。じゃあ今の天気はどうなんだと思っても、それはわからない。例え話だし。