10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

12月29日

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今この光景が目の前にある。でも数年たったら思い出せないくらいになっているんだと考える。

信じられない反面、これまでもそうやって忘れてきてて、頭の中では無かったことになっているのだから当然だな、と思う。

 

なぁ、10年後まで毎日綴ると言ったけど、10年後にはいったいどうなっているんだろうか。今の自分にはまったく想像できないよ。

オレは来年から新しい会社で働くんだ。未経験業務につく。みな親切な人なのか、パワハラとかないか。すごく不安。

結婚してる?それとも諦めた?あるいは諦めるまでもなく、まるでカーリングのストーンみたいにスーッと横移動してただ時間が経っただけ?今のオレにはどれも可能性としては全部あり得るくらいに感じてる。

病気してる?今まで大きな病気になったことはないけれど。「まじか...オレもこういう病気になるんだな」って思ったか?

 

ねぇどうなのさ。

いろいろと不安なんだよ。ちゃんと地続きになってた?それとも途中で大穴があって向こうの世界に落ちた?落ちたんなら、これを読み返すことも叶わないよな。

ねぇ、どうなの?

30歳のオレはいろいろ不安を抱えてる。まるでとっ散らかった部屋でどこから手をつけていいのかわからないくらいに混乱してるんだ。

 

40歳になった12/29にまだ生きててモスバーガーに来れるんだったら、『スプートニクの恋人』持って集まろうぜ。10年越しでいろいろ聞かせてほしい。12/29の30歳のオレがそこで待ってるから。ちなみにソファ側の席にいるから、あんたはイス側に座ってくれよな。

それじゃまた。