10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

2月23日

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毎週行くカフェがある。

そこは穴場になっていて、いつ行っても席が空いているし、落ち着いた雰囲気なところも好みに合う。

 

同じ理由なのだろうが、よくデート中のカップルがいることも多い。僕は彼らのいる空間で1人ポツンと存在する。ちょうど今も後ろの席にカップルがおり、さっきトイレに行った帰りにチラッと見たら可愛い彼女が座っていた。いいなぁ。

 

それでも今日は気分がいい。というもの、お気に入りのアイテム囲まれているからだ。

 

まずブーツ。

平日は通勤用のスニーカーなので、好きなブーツは週末限定だ。いま履いているのはオールデンの6インチブーツ。コードバンの艶と硬くしなやかな革がとてもいい。ラストも自分の足に合っているので、単純に履き心地がよい。

次に時計。

これは最近買ったもの。カルティエのサントスガルベというモデル。これはブーツと同じく一生モノだ。大変気に入っている。文字盤はクリーム色。そこに青いインクでアラビア文字が描かれている。はぁ素敵...うっとりしちゃう。

どちらも当然中古で買った。

 

いいモノを手入れして長く使い続けたい。

生きるってそういうことだとも思う。もっとも手入れすべきなのは、この身体だし心なのだから。

 

先週、おばあちゃんが亡くなった。

あまり連絡は取ってなかったので詳細はわからない。僕は、おばあちゃんがどういう人生を送ってきたのかが気になった。

 

命は必ず終わる。

必ず終わるのだから、それまでしか生きられない。生きているうちにやりたいこと、感じたいことはやった方がいいのだろうと思う。いろんな人がいるから、自分の人生にとっては毒だと思えば遠ざかれれば一番いい。

 

いつか終わるのだから、十分にやりたいことをやり、感じたいことを感じ切らないともったいないのだと思った。

「人生は一度きりしかないからたのしもう」。数年前、会社の先輩がそう言っていたのを思い出す。それを聞いたときは、わかるようでわからないと思ったし、たしかブログにもそれを書いた気がする。けれど今は、うっすらとわかる。

 

必ず終わるのだからそれまではやりたいことをやって、感じたいことを感じるようにしたい。