やっぱりそうだよなぁという感じ。
婚活で知り合った女性。お出かけする予定を立てていたけれど、お付き合いする人ができたとの連絡が入った。
おめでとうございますって伝えたし、他にも良い人の候補はいるし何ともないと思っていたけれど。さっきからため息ばかり出てくる。やっぱり期待してたところあったのかなぁ。
他方で、電話する約束をしていた女性がいたが、そちらはそちらで指を火傷したとかなんとかで急遽電話がなくなった。続いているな...イヤな予感がする。
痛みを感じやすい人と感じにくい人がいる。身体の痛みも心の痛みも。
感じやすい人は、いろいろと自分から諦めることも多いだろう。諦めて距離をとらないと、痛みで耐えられないのだと思う。こんなに良い人なのに何で諦めちゃってるんだろうって人も、身の回りに何人かいる。恋愛を諦めた人、仕事を諦めた人、生活を諦めた人。
彼らはきっと痛みに弱い人たちで、痛みから逃れようとして避難した結果、あらゆる事柄から距離をとらざるをえなかった人たちだ。
諦めることを批判したり、考え方を変えればそれで済む話だと切り捨てる人もいる。この世にはいろんな人がいる。とても残酷な事実だ。
たまに、すべてから距離を置き、あらゆる刺激から遠く離れて生活したいと思うことがある。気がおかしくなって寿命が縮まるとしても、その人生は濃厚になる気がする。なぜなら数々の痛みを感じることなく、穏やかに、そして急速に終わりへ突入できるからだ。人生は長さではない。密度なのだと思う。