10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

8月31日

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今日は初めて機械の修理をやった。工具を使ってホースを替えるだけだけど、仕事してる感を味わった。

 

写真は帰宅する瞬間の風景。日の光が横から差し込む。山から降りてきた風に、草木の香りが運ばれてくる。鈴虫の鳴き声もする。都心にいるより、田舎の方が自分には合っている。

 

車のドアをしてるとき、唐突に車に乗っている自分に驚きと新鮮さを感じた。

まさか本当に、田舎に引っ越すとはな。都会にいたときは田舎もいいかもなぁくらいに思ってたけど、妄想が現実になっていることを目の当たりにした。

 

コスパは悪いと思う。

車の維持費は高いし、物価だって都会とあまり変わらない。家賃は安いけど、そのぶん会社の給料も安い。結果として、給料の高い都会で節約して暮らす方が経済的には賢いだろうと思う。

ただし、田舎には広々とした空間という贅沢がある。風が吹き抜け、空も大きい。山のうえにかかる雲はいつ見ていても癒される。

 

引越してきて1ヶ月。入社してまだ2週間。これからいろいろと仕事を覚えないといけない。

 

この地で長く生きるのだろう。風を浴びて息をはいた。

31歳。僕の30代はここから始まる。