仕事終わりに図書館に行った。閉館までの30分だけ。1人用のソファでくつろぐ読書時間は、仕事と家とをつなぐ場所になりつつある。
目の前には古い本がたくさんある。この図書館も、いつ建設されたのかわからない。連続して流れる時間のなかに、今たまたまここにある自分の身体。古い本との対比を感じた。
以外、今日読んだ新聞の感想。
Orbray(オーブレー、東京都足立区)は、8月に稼働した時計用外装部品の新工場の開所式を開いた。
工場内のカフェは地域住民に開放して、高校生や大学生などの情報交換の場として活用してもらう。工場の老朽化に伴い、新工場の設置を決めた。(日刊工業新聞9/12)
工場内のカフェ開放っていいな。人手不足は今後ずっと加速していくはずだから、新規雇用にもつながる取り組みだと思う。
ハードロック工業(大阪府)は、究極のゆるまないねじ製品「ハードロックナット」の製造販売を手掛ける。日本古来のくさび技術を応用。明石海峡大橋や東京スカイツリーなど、特に安全性が求められる箇所に採用されている。(日刊工業新聞9/12)
ハードロックナットのアイデアは、社長がお墓参りに行ったとき、鳥居に打ち込まれたくさびを見て思いついたんだとか。
凹凸2種類のナットでボルトを双方向から締め付けることで、振動などで徐々にゆるんでしまうねじの宿命を克服している。
技術ってすごいんだね。知らないだけで、こういう技術の結晶で生活が成り立っているのだと知る。