朝から気分が悪かった。
吐き気がする。嫌だったが頑張った。午後になるとしだいに収まってくる。
月曜日から金曜日まで働いて、土日は休みでまた週明けへ。これが何年も繰り返すのがサラリーマンの生き方。そこに文句はない。会社員は向いている方なんだろう。
この何もない日常というのが幸せだ、という意見もあるし、自分もそう感じることもあったけれど、いつもそう思えるわけではない。人は慣れるものだし、無いものねだりなところもある。
自分はいま何をやっているんだろう、と思うことがある。「こんな仕事してていいのか」といった悩みではなくて、真に向き合うべき対象と目を合わせていない気がしている。
それはなんだろう。
たとえば、時間。やるべきことに集中し、やりたいことに没頭しているのなら、時間はいつも足りないはず。でも実際には持て余している。
仕事は毎日定時にあがって、気がつけば23時になってしまう。それが続いていて、何も面白くなくてどこか憂鬱な気分になる。
この毎日はどこまで続くのか。変化のない日々にいては、これが永遠に続くように思われてしまう。待っていてはだめだ。自分から行動を起こさないといけない。
