10年先を思い出して。

日々のつなぎ目

9月28日

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仕事が終わって駐車場へ向かう途中、いつも陽が沈む空をカラスたちが横切っていく。その光景がとても好き。

 

地上にいた僕は今日も小さなことで悩んだり、つまらないことを考えたりした。空を飛ぶ鳥たちを見ていると、自分がいかに小さな存在なのかを思い知る。

 

今日読んだ新聞は面白かった。

たんぱく質「カドヘリン」

身体の中にある細胞が複数連なることで、体内組織、ひいては臓器ができる。そうした中で、バラバラの状態にある細胞同士をまとめる接着剤の存在が不可欠だ。たんぱく質「カドヘリン」がそれで、この作用が体内組織の形を決定づける。

竹市名誉研究員は「細胞間には増殖を続けるか止めるかなどのコミュニケーションがあり、カドヘリンがその情報源となっている」と説明する。

(日刊工業新聞9/25)

 

自分の心臓や肝臓などを、その形にさせてくれたのがこのカドヘリンというたんぱく質らしい。

すでに形あって、それがどうしてそうなったのか、その過程を知れて面白いと感じた。

 

結果に至るまでの過程や流れ、ルーツを辿りたい。なぜそうなっているのか、起源が知りたい。人の話を聞くのはその人の歴史を辿ることと同じだし、また流れを知るというのは、翻って人生を俯瞰することと僕の中では一致する。

 

明日はやっと金曜日だ。季節の変わり目だからか、身体がとても疲れている。試験勉強もできない。まだ20時前だが、21時にはもう寝ようと思う。